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〜少々の言葉の悪さはご愛嬌ということで〜

【就活】面接対策!よく聞かれる質問21個の質問意図と答え方


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就活で、最も重視されているのが、「面接」です。

 

そのため、就活では、面接の頻出質問の対策せずして大手企業の内定獲得などあり得ません。

 

しかし、多くの就活生は、面接の対策をしたつもりになっており、いざ面接官から質問を受けると上手く答えることができず、あっさり落ちるというのが現状です。

 

ちなみに、面接練習の具体的な方法は下記の記事をご覧ください。

➡︎【面接練習はこれで完璧!】面接で上手く喋るための7つの練習方法 - 大手内定の就活メソッド

 

はっきり言います!

 

きっちりと対策を取れば、面接が上手くいかなかったなんてことはありえません。

 

そして、私なりに就活の面接で聞かれる質問を属性に分けると、3つの属性に分けることが出来ました。

 

就活の面接の質問を3つの属性に分けると、

  1. あなた自身についての質問
  2. 選考企業について質問
  3. 能力や思考力を問う質問

の3つです。

 

対策していく順番は、

 

あなた自身についての質問→選考企業について質問→能力や思考力を問う質問

 

の順番が良いです。

 

そこで、今回は、就活の面接で頻出の質問を3つの属性に分けて、質問意図と答え方についてご紹介していきます。

 

1万文字を超える大作になっているため、優先的に自分の対策をしたい質問を、目次でクリックして見るようにすることをおすすめします。

 

まずは、最も対策が必要な「あなた自身についての質問」についてご紹介していきます。 

 

 

 

 

1. あなた自身についての質問 

 

まずは、「あなた自身についての質問」からご紹介していきます。

 

1-1 自己紹介をお願いします

 

面接官に特に何も意図はありません。

 

面接は初対面同士で行われますので、軽く自己紹介をするのが礼儀でしょう。

 

相手側から、何も自己紹介の内容について指示がなければ、大きな声で、

 

「○○大学△△学部□□学科から参りました就活 太郎です。本日はよろしくお願い致します。」

 

と伝えましょう。

 

そして、席についてくださいと言われたら、速やかに席につきましょう。

 

昨今の就活でよく問題になっているのが、「証明写真盛りすぎ問題」です。

 

面接官の手元にあるESの写真と実物とでかなり顔の印象が違うという事態が多発しているようです。

 

写真よりも印象が良いというのは何も問題ないのですが、写真よりも印象が悪いというのが何よりも問題なんです。

 

面接官は写真を見て、「今回はこういう人と話をするのか」と相手に期待値を少なからず持っています。

 

それで実際に会ってみたら、期待値を下回るんですから、どこか心の中で裏切られたという気持ちになります。

 

そして、一度悪い印象を受けると人間はどうしてもその印象に引っ張られてしまいます。

 

自己PRも写真同様に盛っているのではないか?」「志望動機も本当にそう思っているのか?」など、疑いの目で見てしまいます。

 

このように「証明写真盛りすぎ問題」は悪い方へ転ぶと一気に不利な状況になります。

 

もちろん、少しでも良く見せるための修正は入れるべきだと思います。

 

私も証明写真専門店で撮ってもらって多少修正を入れてもらいました。

 

しかし、写真の方が実物よりも魅力的に見える程の過度な修正はやめましょう。

 

 

1-2 学生時代に頑張ったことは何ですか?

 

これはES・面接での超頻出質問です。

 

体育会留学アルバイトサークル学業など、どんな活動でも構いません。

 

自分が一番胸を張って頑張ったと言える活動を伝えましょう。

 

そして、面接前の準備として想定される質問をQ&A形式で書き出せるだけ書き出しておきましょう。

 

その場でアドリブで答えれば良いという考えは「甘い」です。

 

あなたが営業マンだったとして、商談の場に、何も準備もせずに臨みますか?

 

普通の営業マンであれば準備をして商談に臨むはずです。

 

何度も伝えていますが、面接とは営業なのです。

 

しっかりと準備をして臨んでください。

 

そして、自己PRの書き方や大手企業内定者の具体的な自己PRを掲載していますのでぜひ読んでみてください。

➡︎【例文あり】6つの要点を抑えた自己PRの書き方! - 大手企業内定の就活必勝メソッド

➡︎【就活】大手企業内定者自己PRを大公開〜サークル編〜 - 大手企業内定の就活必勝メソッド

➡︎【就活】大手企業内定者自己PRを大公開〜サークル編part2〜 - 大手企業内定の就活必勝メソッド

 

 

1-3 アルバイト経験について教えてください

 

学生時代に頑張ったことを聞かれた後に、アルバイト経験を聞かれることは結構あります。

 

企業側の意図としては「社会経験があるかどうかについて確認したいのかな」と、私は考えています。

 

ちなみに、私も大学1,2年生の時は、居酒屋のホールスタッフとして働いていました。

 

あれだけ安い時給で、あれだけこき使われる環境で、2年も働いていた自分を褒めてあげたいです。

 

今の自分では、絶対に1週間続かないと思います。

 

そして、アルバイト経験について、雑談程度に質問をしてくるパターン結構がっつり突っ込んだ質問をしてくるパターンなど様々なため、アルバイト経験を自己PRする予定のない就活生も、アルバイトの自己PRは用意しておいた方が良いですよ。

 

私は、食品業界の「ミツカン」の面接で25分間、アルバイト経験についての質問をされました。

 

正直、かなり辛かったです。

 

多くの就活生は、アルバイトをお金稼ぎと割り切って、「いかにさぼるか」や、「いかに楽な職場で働けるか」、「いかに楽しい職場で働けるか」などしか考えていないと思います。

 

それでも全然いいですが、面接の対策はしっかりしておかないとアルバイトの自己PRで泣くことになりますよ。

 

◎アルバイト経験の自己PR

➡︎【就活】大手企業内定者自己PRを大公開〜アルバイト編〜 - 大手企業内定の就活必勝メソッド

 

 

1-4 あなたの長所・短所を教えてください

 

これもES・面接での超頻出質問です。

 

以前の記事でも伝えていますが、「長所」と「短所」は表裏一体です。

 

そのため、長所の裏返しを短所と書くようにしましょう。

 

なぜなら、長所を見て長所と感じるか短所と感じるかは見る人によって変わります。

 

例えば、「慎重」という性格を長所と感じる人もいれば、「リスクを取らない」という短所に感じる人もいるということです。

 

そして、長所は「長所を長所と認識するようになった経験」と共に、短所は「克服の努力」と共に伝えましょう。

 

面接官はあなたの長所や短所にそれほど興味がありません。

 

それ以上に、自分のことを客観視できているかや、弱みとどう向き合っているのかについて興味があるのです。

 

そのため、長所のエピソードと短所の克服の努力は必ず伝えるようにしましょう。

 

◎長所と短所についての記事

 ➡︎【就活】具体例あり|ES・面接での長所/短所の書き方・答え方 - 大手内定の就活メソッド

 

1-5 失敗経験について教えてください

 

人生で一番大きな成功を成し遂げた中での失敗経験を伝えましょう。

なぜなら、失敗とは成功するための過程であり、通過点だからです。失敗を糧に大きく飛躍したというエピソードが一番おいしいので、人生の中で一番大きな成功の中の失敗が好ましいです。もちろん、個人の失敗でもいいですし、チームとしての失敗でもいいです。良く思い出してみてください。

そして、失敗んエピソードはそれを伝えて終わりではなくて、失敗から何を学び、どのように成功に繋げたのかも必ず伝えてください。

 

 

1-6 ゼミでの学業への取組みor卒業論文について教えてください

 

この質問は学生の本分である「学業」に取組んできたのかを問う質問です。

大学生になり、体育会・サークル・アルバイトなどを始めると、一番疎かにしがちなのが「学業」です。その誰もが一番やりたくないことにどれだけ真摯に向き合ってきたのか、またゼミでの研究などで成果を出してきたのかについて聞いてきていることがほとんどです。

いずれにしても、「ゼミに所属していない学生」は学業への取組み姿勢を疑われることになりますので、学業を重視する企業を受ける時は不利になります。

 

学業の自己PRがまだ書けていないor自信がない人はCHECK!

 

1-7 尊敬する人はいますか?

 

この質問は頻出とまではいきませんが、就活の面接で何度か聞かれたことがあります。

この質問の意図は、今までにどんな人と出会い、その人から何を感じ、どう自分を変化させていったのかを問う質問です。

ロールモデルを持っている人と、そうでない人では、やはり成長のスピードが圧倒的に違います。

正直、尊敬する人は、誰でも構いませんが、「両親」だけは出来るだけ避けましょう。 両親を尊敬していることは当たり前で、それ以外にどんな人に影響を受けたのかについて面接官は問うているのです。

高校の部活の顧問・長期インターン先の社長などなど、基本的に両親以外であれば、本当に誰でも良いです。

ちなみに、私は、上記の2人を用意していました。最初は、長期インターン先の社長を用意していたのですが、面接で、「もう一人いる?」と結構いじわるな質問をされたため、2人目の高校の部活の顧問を、その面接でアドリブで伝え、その面接終わりに正式に、私の尊敬する人の1人になりました。

 

1-8 好きな言葉・座右の銘は何ですか?

 

これは、面接で1度だけ聞かれた経験があります。ESでは、ジョンソンエンドジョンソンの設問で、これに似た感じの質問がされた記憶があります。

これも基本的に、どんな言葉でも大丈夫です。しかし、経験とセットで伝える必要があります。

具体的に、「~な経験をした時に、〇〇と感じ、△△が座右の銘になりました。

~という辛い状況の時、尊敬する先輩が、〇〇という言葉を贈ってくださり、それ以降、私の好きな言葉は、〇〇になりました。」などです。

ちなみに、私のモットーは、「ただの努力はしない!ただの努力だと結果は出ない!」です。

これは、長期インターンでの電話営業の経験でもそうですし、就活でもそうですが、才能のない人間が結果を出すためには、いかに人とは違った思考で、的を得た努力をするかどうかにかかっているということを、身をもって経験したためです。

 

1-9 将来の夢は何ですか?

 

この質問は、、面接だけでなく、ESでも結構聞かれる質問です。

仕事での将来の夢は、志望企業によって変える必要があると思いますが、プライベートでの夢は、全社共通でOKです。

面接で、「将来の夢を教えてください。」と問われれば、面接官に、仕事での夢か、プライベートでの夢かを必ず聞くようにしましょう。

面接官は、仕事での将来の夢を聞くはずだったのに、あなたが、プライベートでの夢を伝えてしまっては、コミュニケーションが成立しませんよね。

そういった事態を避けるために、面接官に質問をするということは結構有効ですよ。私は、結構面接官に質問をして、相手の認識と自分の認識を一致させるということはしていました。

ちなみに、私の仕事での将来の夢と、プライベートでの夢は、、、内緒です。

つい、筆が走って、書きかけましたが、やめておきます。笑

 

1-10 語学力・海外志向について

 

日系大手企業で、海外売上比率が50%を超える企業で、この質問をしてこない企業はありません。

しかし、この質問は、現時点での語学力ももちろん問うていますが、それ以上に、「将来的に、きちんと勉強して、海外で通用する人間になりたいですか?」という質問のように感じます。

なぜなら、TOEIC未受験の私が、海外売上比率60×290%48%外資企業の5社から内定を獲得しているためです。

もしも、現時点での語学力や海外志向を重視しているのであれば、私が上記の企業の内定を取った理由がまるで見当たりません。

もちろん、就活時点で、TOEIC900点や、海外生活経験3年以上の就活生は素晴らしいと思います。しかし、それだけで、内定が取れるほど就活は甘いものではありません。

なぜなら、ぶっちゃけTOEICなんて、勉強したら誰でも900点取れるんですもん。

少なくとも、私は1年、海外留学や海外生活を経験すれば、TOEICで900点を超える自信があります。なぜなら、1年の長期留学経験をしてきた多くの人達が、900点をクリアしているからです。

それを就活生以上に、人事部は理解しているからこそ、現時点でも語学力や海外志向ももちろん、重視しますが、それ以上に、コミュニケーション能力などを重視するのではないでしょうか。

 

1-11 留年理由について

 

この質問は留年をしている就活生は、基本的に聞かれます。

私の友人のM君は、就職留年を経験し、多くの面接で留年理由を聞かれたと言います。しかし、意外と、面接官も、1年の誤差に気付かず、留年している事実に気づかない面接官もいるようです。

ちなみに、就職留年は、基本的に不利になると言われていますが、M君は、その逆境をはねのけ、1年目の内定先以上の企業から内定を獲得する事ができました。

そのM君に私はインタビューし、就職留年という人生最大のピンチをチャンスに変えるたった1つの心構えと4つの方法について聞いてきています。

◎就職留年生M君の逆転内定劇

就職留年という人生最大のピンチをチャンスに変えるたった1つの心構えと4つの方法 - 大手企業内定の就活必勝メソッド

 

1-12 今の大学・学部を選んだ理由について

 

文系就活生であれば、基本的に「なんとなく大学を選んだ」という就活生が多いはずです。

私も、大学・学部を選んだ理由は、正直、「なんとなく」です。しかし、ビジネスの世界では、なんとなくという理由は通用しません。つまり、ビジネスの世界に踏み入れるための採用面接でも、「なんとなく」という理由は通用しません。

では、どうすることが適切なのか?

それは、「後付けでいいので、今の大学・学部を選んだ理由を考える」です。「自分のセンター試験の結果で行けるマックスの大学だった」など、何でも良いので、筋を通してください。

もちろん、学部を選んだ理由も聞かれます。Googleで検索すると、それらしいことが書かれたサイトが結構あるため、暇なときに、一度見てみてください。

私は、経済学部に通った理由を、そういったサイトのコピペで対応していました。

 

1-13 趣味・特技について

 

これは、面接では頻出の質問ですね。趣味は、本気で打ち込んでいるものを、特技は、受賞歴や長年続けているものを、伝えるようにしましょう。

ちなみに、私の趣味は、カラオケ、特技は、野球にしていました。

趣味のカラオケは、採点ゲームで94点出すほど練習しましたし、野球は、中学時代に近畿ベスト8、小学4年生~大学3年生までの計12年間、部活とサークルで続けてきています。

◎趣味・特技についての詳しい記事

【就活】質問意図を理解した趣味・特技の書き方と答え方 - 大手企業内定の就活必勝メソッド

 

1-14 苦手な人はいますか

 

苦手な人についての質問は、あなたの人間性や人間関係を問う質問です。どんな人が苦手なのか、そして、苦手な人とどう付き合っていくかを問うことで、あなたの人間性や人間関係について、採用担当者は知りたがっています。

そして、入社3年以内の若者の一番の離職理由が、「労働時間や休日への不満」であり、それに次ぐ離職理由が、「人間関係のトラブル」です。つまり、実質、大手一流企業では、労働時間や、休日への不満はほとんどないため、最も採用担当者が危惧していることが、職場での人間関係についてです。

人間だれしも、苦手な人は存在します。サークルや部活の40~50人の全員と仲良く出来る人なんて、絶対にいません。だからこそ、正直に、「~な人が苦手です。」と伝えましょう。

そして、その苦手な人とどう付き合っているのか、を伝えるようにしましょう。

例えば、私は、「礼儀をわきまえない人・常識のない人」が苦手です。理由は、高校まで野球部に所属しており、礼儀を重んじている講師に

 

 

 

 

 

ここまでで、「あなた自身についての質問」をご紹介してきました。まずは、きっちりと「あなた自身についての質問」が答えられるように、何度も反復練習を行いましょう。

そして、次に、「選考企業についての質問」についてご紹介していきます。

 

 

2. 選考企業についての質問

 

2-1 当社への志望動機を教えてください

 

これは単純にあなたがその会社のことを本当に志望しているかについて問う質問です。それ以上でもそれ以下でもないです。

私はこれだけ貴社について調べてきたという熱意を超具体的に伝えてください。

 

「パンフレットの□ページに~なことが書いていて、非常に共感しました」

 

「HPの社員紹介の○○さんの△△という一言に感銘を受けました」

 

できる限り、媒体ページ数固有名詞は出すようにしましょう。

これだけで他のペラッペラな業界研究・企業研究しか出来ていない就活生と差をつけることができます。と言うよりも、熱心に企業研究・業界研究をしていれば、ある程度厚みのある他の就活生とは一味違う志望動機が書けるし、面接で話せるはずです。

それだけの準備をして就活に挑みましょう。就活もそうですが、全ての物事は準備が全てです。ノー勉でテストに挑んで奇跡で100点が取れますか?無理ですよね。

就活も同じです。何の準備もせずに挑んで奇跡など起きるはずがないんです。しかし、ほとんどの就活生はろくに準備もせずに、大手内定という奇跡を信じて就活に挑みます。

逆に言うと、だからこそ、私のような学歴なし・経験なし・資格なしの凡人でも大手企業の内定を掴むことができるんです。学歴がない・経験がない・資格がないという自覚がある人は一日でも早く就活の準備に取り掛かりましょう。

 

志望動機の書き方がわからない・周りの就活生と差別化を図った志望動機を書きたい人はCHECK!

 

 

2-2 就活の軸は何ですか?

 

これは間接的な志望動機です。

よく女性が好きな男性がいる前でやるあれです。「好きな男のタイプは~、〇〇な芸能人に似てて、年収が〇〇くらいで、〇〇が趣味な人~♡」って言って、それを聞いた男性のうちの一人が「え?俺じゃね?」ってなって期待するやつです。

そして、就活の軸は基本的に3本用意しておいてください。軸を考えていると、わかるのですが、2本では100社程度ある大手企業の中から1社に絞り込むことができないんです。

イメージは志望動機と同じで、2本で会社を志望する理由を言い切って、最後の1本で私と会社のマッチを伝えるのが一番綺麗です。そのため、多くの就活生が軸に「」を多用するのです。

私は「人」と言うのがあまり好きではなかったので、できる限り「人」以外の軸を作っていました。しかし、結果的に「人」以外の軸が見つからないこともあるので、その時は仕方なしに「人」と言っていました。あまり接点のない会社(インターン参加無・リクルーター面談無)の企業で「人」を使うのはおすすめしません。可能な限り「人」を軸に使うのはやめましょう。

 

2-3 他社選考状況について教えてください

 

この質問は良くされます。

就活の軸が一貫しているかや、本当にその企業が第一志望であるかや、その企業以外にどこの企業を受けているかなどの確認です。

特に、その企業が第一志望であるかを重視しているように感じます。なぜなら、面接官は、その企業に来る気のない就活生を次の面接には、呼びたくないからです。

その面接官を突破すれば、次の面接官は、常識的に考えれば、その面接官の上司が来ます。つまり、その面接官は、その就活生が、上司に会わすに相応しい就活生か、見極めています。

そもそも、能力の低い就活生や、その企業が第一志望ではない就活生を、上司に会わす必要があると、あなたなら判断しますか?

もし、自分だったら、会わさないと考えるのであれば、この他社選考状況や、第一志望はどこかと問われれば、100%の確率で、「第一志望です!」と言い張ってください。

嘘でも、第一志望と言い張ってください。あなたが、圧倒的に他の就活生と比べて、優秀と判断されない限り、第一志望ではないと言い張って、内定などありえませんよ。

そのため、嘘を本当のように見せるためにも、企業研究や、業界研究は大切になります。「嘘は良くない!」なんて言葉が聞こえてきそうですが、はっきり言います。

「嘘を突き通すことも立派な能力です!」

嘘は良くないなんて、あなた何様のつもりですか?

正攻法で戦って、大手一流企業から内定を取れるだけの、学歴・経験・容姿を持っているのですか?

もし、持っていないのであれば、正攻法で戦っても、あなたの先輩と同様に、大手一流企業に夢半ばで敗れて、就活当初は、思ってもいなかった企業に行くだけですが、それでもあなたは、正攻法で戦うというのであれば、私は止めません。

しかし、一般Pでも、ピカピカの大手一流企業に行きたいのであれば、絶対に正攻法で戦ってはいけません。弱者には弱者の、強者には強者の戦い方があります。

少しは無しは逸れましたが、面接で他社選考状況や、第一志望について質問されれば、100%の可能性で、「御社が第一志望です!」と言い張りましょう。

 

 

2-4 志望職種について教えてください

 

自分の志望する職種を答えてください。営業職とか人事とかです。

この時におすすめなのが、「営業職」を志望することです。その理由は営業職が最も採用枠が多いからです。

法学や簿記を極めて、どうしても法務や経理に行きたい人は別ですが、何か特に就きたい職種がなければ、必ず営業職を志望しましょう。

人事などのバックオフィス系の職種は増やせば増やすほど、人件費が掛かるため、企業も極力最小の人数にしています。そのため、募集をしていないことや配属リスク(人事を希望していたが、会社の都合で営業職に配属になる)があるため、採用0、もしくはかなり狭き門になります。

その点、営業は基本的に毎年採用を行っていますし、文系の8割は営業職からスタートするため、勤務地の希望が通らないことはあっても、配属リスクはありません。

そのため、人事などを希望していても、まずは営業職を志望し、内定後の配属面談で思いっきり「営業職ではなくて、人事に行きたい!」とゴネましょう。そちらの方が入社しやすい上に、配属の希望も通りやすいです。

 

 

2-5 志望職種で大切なことは何だと思いますか?

 

これは働くイメージがついているかを問う質問です。

キーエンスという会社は「営業職で大切な資質3つ」などの質問をしてきます。

多くの企業が3つを問わないにしても、

 

営業職として働く上で最も大切だと思うことは何ですか?

 

営業職を全うする上で大切にしたい価値観は何ですか?

 

などの質問は普通にされます。働くイメージをつけておきましょう。リクルーター面談などでお会いした大学の先輩社員に質問するのもいいですし、営業の本を読んで営業のイメージトレーニングをするでも何でも構いません。とにかく営業をするイメージをつけておいてください。

 

2-6 キャリアプランについて教えてください

 

このキャリアプランを問う質問は、その会社であなたがどのように成長していきたいのかを見ている質問です。

このキャリアプランについては、1年目3年目5年目10年目・(20年目)のその会社で働く自分をイメージして、答えましょう。

 基本的に、初期配属は、営業職で考えるのが、無難です。例えば、マーケティング部などで活躍したいと考えている就活生も、「ヒット商品はいつどんな時も現場の声から生まれる」と私は考えているため、新卒入社5年目までは、営業職として、現場の声に耳を傾けたり、市場のニーズを掴み、そして、営業職で結果を出していることが前提で、現場の声や、市場のニーズを形にするために、商品企画部やマーケティング部で活躍していきたいと伝える方が良いですよ。

初期配属を営業職で考えている就活生と、初期配属からマーケティング部などで考えている就活生では、会社側からすると、扱い易さが天と地違います。その企業でトップ内定レベルで優秀な就活生は、マーケティング部などを志望しても問題ありませんが、それ以外の就活生がマーケティング部などを強く志望していると、配属リスクを考え、企業側も、その就活生に内定を出さない可能性があります。

しかし、初期配属を営業職で考えている就活生は、配属リスクなど、ほとんど存在しないため、企業側も安心して採用する事が出来ます。

そのため、マーケティング部や、商品企画部などの花形部署で活躍したいと考えている就活生も、まずは、初期配属は、営業職を志望する方が無難です。

というより、私であれば、自分の立場をわきまえ、まずは、100%営業職を志望します。経験なし・学歴なし・語学力なし・非美男美女の就活生を、タレント揃いの大手一流企業で、なぜ花形部署に配属する理由があると言うのですか。

就活生よ!立場をわきまえろ!

経験あり・学歴あり・語学力あり・美男美女くらいのスペックがあれば、大手一流企業の花形部署である商品企画部や、マーケティング部などを志望しても良いと思いますが、それ以外の就活生は、内定が欲しいのであれば、100%営業職を志望しましょう。

入社後や、配属面談でいくらでも、意見が言えます。対等に意見がぶつけ合える局面が来るまで、待ちましょう。

 

2-7 最後に何か質問はありますか?

 

これも基本的に全部の面接で最後に聞かれます。質問がないというのは基本的にやめましょう。質問がないということは会社に興味がないと言っているように相手は感じてしまいます。

いつも言っていますが、面接は自分がどう思うかではなく、相手がどう思うかが重要なのです。相手に好感を持ってもらうため、自分が次の面接に進む際の武器として使うためにも、色々な情報を面接官から引き出しましょう。

質問をする時にポイントがあります。

「~業界はこの先どうなると〇〇さんはお考えですか?」という質問の仕方ではなく、

「~業界は今後、私は☆☆な変化をしていくと思っているんですが、△△さんはどう思っていますか?」と質問してください。

一方的に答えを求めるのではなく、自分の考えを伝えた後に、私の意見は合っているかとあなたの意見が聞きたいという質問の仕方をしてください。私は就活の途中からこの質問方法に変えてから、結構逆質問で面接官と議論をすることができて、好印象を与えることができました。

 

 

まとめ

 

今回は面接での頻出質問を10個ご紹介しました。

  1. 自己紹介をお願いします
  2. 学生時代に頑張ったことは何ですか?
  3. あなたの長所・短所を教えてください
  4. 失敗経験について教えてください
  5. ゼミでの学業への取組みor卒業論文について教えてください
  6. 当社への志望動機を教えてください
  7. 就活の軸は何ですか?
  8. 志望職種について教えてください。
  9. 志望職種で大切なことは何だと思いますか?
  10. 最後に何か質問はありますか?

 

これらの質問は必ず落ち着いて答えられるように、答えを準備して面接に挑みましょう。この基本的な質問ですらすら答えられないようでは大手企業の内定はかなり厳しいと思ってください。

なんども言いますが、面接は準備が全てです。「やりすぎかな?」と思うくらい準備しても足りないくらいなんです。もし、面接に落ちても後悔がないと言い切れるくらい準備をして面接に挑みましょう。

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