ES通過率7%の超一流企業のESを通過率52%にまで引き上げる画期的な10個の方法
マスコミや総合商社やディベロッパーやインフラ、超一流メーカーはES含めて、採用倍率が最低でも100倍は超えると言われています。
中でも、知名度で圧倒的な「マスコミ」「食品メーカー」「化粧品メーカー」のES通過率は7%と言われています。
100通のESのうち7通しか通らないかなり狭き門なのです。
私もこの数字を聞いて、私のような一般P就活生が普通にESを提出しても、まず通過しないと考えました。
そして、様々な就活サイトや就活ブログでES通過率を上げる工夫をした結果、なんとES通過率が52%まで跳ね上がりました。
そう。タイトルの52%というのは私のES通過率なのです!
私は全部でESを102社提出し、53社でESを通過させることが出来ました。
もちろん、誰でもESの通るブラック企業や中小企業には一切提出せず、誰もが知る大手企業にしか提出していません。
今回はES通過率の自慢をしたいのではなく、私が実践したES通過率を上げる方法を就活生の皆さんに伝授したいのです。
それでは、ES通過率を52%に引き上げる画期的な10の方法についてご紹介していきます。
ESの通過率を引き上げる画期的な10の方法
1. 最低でも9割5分は埋める
まず、文字数ですが、最低でも9割5分は埋めてください。
例えば、500文字以内であれば、475文字以上です。ちなみに基本的に、私は「−5文字」以内で書くことがほとんどでした。
文字数を埋めるのは、相手に誠意を伝えるのに効果的です。
どれだけ、志望動機では「貴社に入社したいです!」と書いていても、500文字のうち、300文字しか埋まっていなければ、「本当に志望しているのか?」と疑われてしまいます。
しかし、文字数ギリギリまで目一杯書くことで、志望度の高さや熱意を間接的に伝えることができます。
出来る営業マンと出来ない営業マンの違いのブログで、「言葉は信じるな!行動だけを信じろ!」と伝えましたが、まさにそれです。
「貴社を志望します!」という薄っぺらい言葉ではなく、文字数を埋めるという行動で示す方がより説得力が増すということです。
2. まずは文字数制限なく書いてみる
ESの設問は500文字以内とか、基本的に文字数制限があることがほとんどです。
しかし、最初から文字数ありきで書いていると、書きたいことが書けないなど、何かと不自由なことが多いため、まずは何も考えずに好きなように書いていきましょう。
そして、好きなように書いていると、9割以上の確率で文字数をオーバーしてしまいます。
文字数がオーバーしてれば、一文一文吟味し、無駄な言葉を削ぎ落としたり、より短い言葉に言い換えたりなど、贅肉を落としていきましょう。
そして、贅肉を削ぎ落とした無駄のない筋肉質の文章になれば、読み手にも伝わる良い文章になるはずです。
良い文章は、一発書きではなく、何度も推敲されて完成します。
そのため、まずは文字数を気にせず、自由に書き、そこから無駄な文章や言葉をどんどん削ぎ落としていくことをおすすめします。
3. 文章の1行目にこだわる
面接官は何万・何千のESをさばき、遅くとも1週間以内に受験者に合否の連絡をしないといけません。
人事部も、広報解禁から面接解禁までの3ヶ月間はとにかくスピード命なのです。
そのため、ESの1行目が、「面白くない」「何言っているかわからない」「可もなく不可もなく」のような埋もれる内容のESはまず読まれません。
1行目にバシッとインパクトのある「結論」や「キャッチコピー」を書き、思わず2行目を読みたくなるような文章を書くようにしましょう。
最後まで読んでもらえたら、よっぽどのことがない限り、ESで落とされることはありません。
しかし、ESは全く読まず、足切り程度に使うという企業も複数存在するため、そのような企業であれば、残念ながらどれだけインパクトのあるESを書いても、学歴フィルターに引っかかる大学の就活生は面接には進めません。
それでも、「まずはやれることを精一杯やる!」というスタンスは変えずに、どんどんESの数を出していきましょう。
4. 相手の頭の中を想像しながら書く
これは結構大切です。
志望動機や会社に入ってやりたいことなどは、面接官の方が、会社の知識や業界の知識を知っているため、あまり意識しなくてもいいのですが、自己PRでは特に意識してください。
相手の頭の中にどうすれば、その時の場面をより鮮明にイメージさせることができるかにこだわってください。
例えば、テコンドーなどの珍しいスポーツをしている人は、面接官がルールやテコンドーの面白さを理解出来るように、なるべく分かりやすく書くようにしましょう。
何を書いているのか分からない文章や、頭の中にイメージが浮かばない文章は読んでいて、正直面白くないし辛いです。
その場で読むのをやめてしまいます。
そのため、出来る限りESを書く際に、相手の頭の中をイメージしながら、言葉選び、文章の吟味をしていきましょう。
珍しいスポーツや経験をしている人は、そのスポーツや経験をしていない友人にまずは見せてみて、イメージできるか、文章を読んでいて面白いかどうかを聞いてみるといいですね。
5.見やすさにこだわり、強調したい部分を目立たせる
とにかく相手の視点に立つということを忘れないでください。
人事部は1分で1枚くらいのペースでESを読まないと、間違いなく合否の連絡日に全員のESを読み終えることが出来ません。
それくらい、人事部は切羽詰まっています。
そんな中に句読点はない五時脱字はある何を言いたのかがあまりわからない文章を読まされるとイライラするし読み気をなくします。
上記の文章はわざと誤字脱字や句読点を抜きましたが、読みやすくないですよね?
少しやりすぎですが、これくらい配慮を欠いた文章を平気で書く人はいます。
もちろんESが通過することはありません。
やはり、相手の立場に立ち、短時間でもESの内容や言いたいことがわかる文章を書くようにしましょう。
例えば、目立たせたい文章や言葉を「」や【】でくくったり、
キャッチコピーや結論の前に、◎で目立たせたり、
文章を段落ごとに分けて、読みやすくしたり、
など出来る工夫はいくらでもあります。
あなたがもし、あなたのESを受け取った時、気持ちよく文章が読めるかどうかを考えてください。
これに正しいも不正解もありません。
まずは、自分が読みやすい文章を書くように心がけてください。
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6. 翌日にもう一度見直す
「よし出来た!」と思っても、よくよく見直すと言葉選びを間違っていたり、論理の飛躍があったりなど、何かとミスを犯していることがあります。
これは人間である以上仕方のないことですが、当然読み手はそんなことは考慮してくれません。
言葉選びのミスは、「日本語もろくに使えないばか」
論理の飛躍は、「何を言っているかわからないばか」
のレッテルを貼られ、ESはシュレッダー行き間違いなしです。
※今の時代はweb上で見れるため、シュレッダーは少し古いかも・・
せっかく時間と労力をかけて書いたにも関わらず、ちょっとのミスでその努力が水の泡になるなんて許せるはずがないと思います。
それであれば、念には念を入れて、ミスがないかを確認しましょう。
そのために、ESを書いた次の日に見直すことをおすすめします。
次の日をおすすめする理由は、ESを書いた日はある程度そのESに思い入れがあるため、間違いに気づきにくいのです。
親が我が子を思うくらいにESに愛情がこもっています。
そんな状態では、フラットな気持ちでESと向き合うことが出来ません。
そのため、少し気持ちが冷めた次の日や、その次の日くらいがちょうどいいのです。
思い入れがなさすぎてもダメですし、ありすぎてもダメです。
その間がちょうど、ESを書いた次の日か、その次の日くらいだと私は個人的に思っています。
7. 添削をしてもらう
やはり、自分だけの目ではなく、自分以外の他人の目を入れる方が確実に文章としての完成度は上がります。
特に、自分よりも上と思う友達や大人の人に見てもらってください。
私はインターン先の社長や常務、専務など大人の人にメインに添削してもらい、大学にいる時は、ゼミの仲間やサークルの仲間とも見せ合いをしていました。
とにかく1人よりも2人、2人よりも3人です。
とにかく多くの人に見せればいいと言うものではなく、信頼の出来る友人や大人の人に見てもらいましょう。
また、友人のESを添削する側に回ると、
こんな視点でESを書いているのか、
目立たせるためにこういう工夫をしているのか、
こういう文章を書く時は論理が破綻することが多いな、
などの気づきを得ることが出来ます。
この気づきは即自分のES作成時に活かせるため、このES添削は結構ためになりました。
8. 面接を意識して書く
当たり前ですが、ESは面接で話す材料になります。
ESありきで面接に進むということを忘れないでください。
特にES作成時に、「これを書くとこういう質問が来そうだな」とか、「逆にここはあえて薄く書いて、面接で質問してもらおう」とか、そこまで考えてESを書けるようになってください。
たまに、ESの締切から面接まで期間が1ヶ月以上開き、ESの内容を忘れたなどという就活生もいますが、必ずワードで書いて保存しておくなど、ESを保管していつでもESを見直せるようにしておきましょう。
そして、面接当日は、電車でESを見直すためにESをコピーし、何も出来ない満員電車でESを眺めておきましょう。
9. どんなことがあっても1次締切で出す
ほとんどの企業はESの1次締切と2次締切、場合によっては3次締切や4次締切まで設けています。
そして、多くの企業は広報活動解禁後、3週間〜1ヶ月半後に1次締切日を設けています。
そして、ここから大切なことですが、この1次締切の応募者の中から、少なくとも内定者の9割、最悪の場合は全ての内定者が出揃う企業もあります。
※統計などは取っていません。私の主観ですが本当にインターン組と1次締切で9割程度内定は出揃っていると感じています。
それくらい、1次締切でESを提出しないと、厳しい戦いになってしまいます。
2次締切以降のESの通過率は本当に低く通過させることさえ至難の技です。
しかし、良く良く考えれば、1次締切で内定者の9割が出揃うのは当然の話です。
なぜなら、その企業を本命視していれば、どんなことがあっても1次締切でES出すはずだからです。
2次締切以降でESを提出する就活生は、少なくともその企業のことをその時点では本命視していないわけですから、倍率100倍を超える大手企業であれば本命視してくれている就活生の中から採用したいに決まっています。
そのため、2次締切以降の戦いは本当に厳しく、留学や体育会で出遅れた就活生など、余程のスキルや経験を持つ就活生しか内定は出ません。
そのため、ESを通過させるためにも、そして何よりも内定を獲得するためにも、どんなことがあっても1次締切でESを提出するようにしましょう。
しかし、多くの企業はESの提出期日が重なっていることが多く、かなり負担になります。
そこで、大切なことがESの事前準備です。
特に自己PRは、私が推奨する18個のテンプレートを予め作っておけば、自己PRの設問はコピペで終わるためかなりおすすめですよ。
◎18個のテンプレートについて
⇨【就活】自己PRのテーマは3つでOK!大手企業内定のためのES攻略法 - 大手企業内定の就活必勝メソッド
◎効果的な自己PRの書き方について
⇨【例文あり】6つの要点を抑えた自己PRの書き方! - 大手企業内定の就活必勝メソッド
10. 締切の2日前までに必ず出す
これもテクニック的なことですが、全ESのうち、99%が当日or1日前に企業に届くそうです。
つまり、1万通のESのうち、9900通は当日or1日前に届いていることになります。
はっきり言います。
埋もれます・・・
こうして、学歴フィルターや様々なフィルター(体育会・留学経験など)に引っかかり、多くの就活生のESは読まれることなく、シュレッダーにかけられることになります。
しかし、逆を返せば、2日以上前に出せば、100通しか届いていないということです。
もちろん、面接官も100通であれば、余裕を持ってESに目を通すことが出来るため、ESをじっくり読んでもらうことができるということになります。
きちんと読んでもらい、質の高いESであれば、いくら低学歴であっても、ESが通過してしまうという事実が、18卒の就活で実際に判明したため、特に低学歴の就活生にはおすすめのES提出方法です。
まとめ
今回はES通過率を52%まで引き上げるための画期的な10個の方法についてご紹介していきました。
ES通過率を引き上げる画期的な10個の方法は、
- 最低でも9割5分は埋める
- まずは文字数制限を考えず自由に書いてみる
- 文章の1行目にこだわる
- 相手の頭の中を想像しながら書く
- 見やすさにこだわり、強調したい部分を目立たせる
- 翌日にもう一度見直す
- 添削してもらう
- 面接を意識して書く
- どんなことがあっても1次締切で出す
- 締切の2日前までに必ず出す
です。
どれだけ優秀であっても、ESを通過させないことには面接には進めません。
もちろん、学歴や経験によってもESの通過率は変わってくると思いますが、大切なことは、どれだけESで落ちてもぶれずに自分のやるべきことをやることです。
私も、ESでお祈りメールが来た時は、かなりショックでしたが、お祈りメールが来た分、またESを提出するだけと割り切って自分のやるべきことに集中していました。
とにかく、今回お伝えしたES通過率を上げるための10の方法をしっかりと守り、質の高いESを出し続けましょう。
きっと、ES通過率はぐんと上がるはずです!
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