日本を代表する15業界の志望動機を大公開してみた!
就活を始めて、ESが公開されると、多くの就活生を悩ますのが、「志望動機」ではないでしょうか?
「志望動機の書き方がわからない・・・」
「その業界だけを志望する理由なんてないよ・・・」
など、志望動機に関する悩みの種はなかなか尽きませんよね。
もちろん、私も、そんな就活生の一人でした。
しかし、最終的には、様々な業界にESを提出し、就活を通して提出したESの数は102枚です。
つまり、全く志望動機を書けなかった私でも、最終的に3ヵ月という短期間で102枚のESを書き上げることが出来ました。
そして、多くの志望動機を書いてきた私が感じた志望動機を書く上で大切なことは、3つのパートに分けることです。
志望動機を志望動機と捉えるから難しく感じるのです。
実は、誰にも被らない志望動機とは、3つのパートに分かれています。
そのパートとは、「業界を志望する理由」「その企業を志望する理由」「結論」です。
つまり、この3つのパート全てを合わせると、志望動機になるということです。
「500文字の志望動機を書いてください。」と言われれば、3つのパートに文字数を割り当て書いていけば良いのです。
しかし、多くの就活生は、「500文字の志望動機を書いてください。」と言われれば、500文字という文字数を見て嫌になるのです。
私だって500文字で文章を書くのは、正直、苦痛です。
しかし、「一つ一つのパートを約150文字で書いてください。」と言い換えれば、そこまで苦にはならないですよね。
つまり、志望動機とは、「業界を志望する理由」「その企業を志望する理由」「結論」の3つのパートをつなぎ合わせて出来るものだという認識を持っていれば、そこまで苦痛に感じることはなくなるのです。
そして、もっと言うと、「業界を志望する理由」を予め用意しておくと、志望動機は、「その企業を志望する理由」「結論」だけを書けば良いので、更に、楽になりますよ。
ちなみに、ESを1時間で書き上げるための8つの準備でもご紹介していますが、私は、様々な業界を志望する理由を就活開始段階で準備していました。
そのため、ほとんど全てのESで、志望動機は、「業界を志望する理由」以外の「その企業を志望する理由」「結論」を書くだけで良かったのです。
そして、業界を志望する理由を書くことが出来た大きな要因になった2冊の本があります。
それは、会社四季報と業界地図です。
・採用実績大学
・採用人数
・平均給与
・離職率
・求める人物像
・業界の景気
・業界の規模
・各社売上/営業利益/営業利益率
・業界内の順位
・業界内の序列
・各業界のビジネスモデル
就職四季報を駆使し、自分の狙うべき業界と企業を特定し、そして、業界地図を駆使することで、その業界と企業の位置づけを把握したからこそ、下記の志望動機を書くことが出来ました。
つまり、私の志望動機は、就職四季報と業界地図なくして語ることが出来ません。
それくらい私は、就職四季報と業界地図にはお世話になりました。
みなさんも、まだ就職四季報や業界地図を持っていないという人は購入するようにしましょう。
それでは、私が書いた「15業界の志望動機」を一挙に大公開します。
このまま使って頂いても結構ですし、自分なりにアレンジして、使って頂いても結構です。
日本を代表する15業界の志望動機
1. 自動車業界の志望動機
日本の基幹産業として日本経済を牽引し、経済的豊かさをもたらしているだけでなく、移動を快適なものにし、人々の行動範囲を広げる等、物質的豊かさをももたらしてる自動車業界であれば、「人々の生活を豊かにする」という私の想いを最大限に実現できると考え、自動車業界を志望します。
2. 総合電機業界の志望動機
戦後復興期から今日に至るまで、日本の基幹産業として日本経済を牽引してきた総合電機業界の存続・発展に貢献することで、ひいては、日本経済の発展に強く貢献できると考え、総合電機業界を志望します。
3. ICT業界の志望動機
今後、人口が減りゆく中で、日本が更なる経済発展を遂げるためには、いかに労働生産性を向上させるかが鍵を握ると考えます。
そう考えた時、業務効率の向上を実現しているICTの普及に貢献することで、ひいては、日本経済の発展に強く貢献できると考え、ICT業界を志望します。
4. 携帯キャリア業界の志望動機
携帯電話は、通話とメールが出来ればよかった時代から、今やインターネットマシーンにまで進化し、人々の生活を一変させました。
そんな人々の生活を激変させ、豊かにしてきた携帯電話の普及、そして更なる発展に貢献することで人々の生活を豊かに出来ると確信し携帯キャリア業界を志望します。
5. 通信業界の志望動機
「人」と「人」、「社会」と「社会」の繋がりを強めたのは通信業界であると考えます。
そんな人々のコミュニケーションを豊かにするだけでなく、ビジネスシーンにおいても円滑なコミュニケーションを実現する通信業界であれば、人々の生活を豊かに出来ると確信し、通信業界を志望します。
6. 情報機器業界の志望動機
「やりたくない仕事をゼロへ」これを形にできるのは情報機器業界であると思います。というのも、本業界の成長はオフィスにおける雑務を減らし、企業の生産性を向上させ、ひいては、社会全体の生産性向上に繋がると考えるからです。そのような情報機器に魅力を感じ、本業界を志望します。
7. 自動車部品業界の志望動機
私には、日本の基幹産業である自動車業界の発展に貢献し、日本経済の成長に貢献したいという思いがあります。
そして、自動車はそれを構成する何万もの部品から成り立ち、その部品の質の向上が完成品の質の向上に繋がると考えた時、部品の質の向上こそ、自動車業界の発展に繋がると考え、自動車部品業界を志望しています。
スポンサーリンク
-->
8. 電子部品業界の志望動機
私には、日本の基幹産業である総合電機業界の発展に貢献し、日本経済の成長に貢献したいという思いがあります。
そして、電子機器はそれを構成する何千もの部品から成り立ち、その部品の質の向上が完成品の質の向上に繋がると考えた時、部品の質の向上こそ、総合電機業界の発展に繋がると考え、電子部品業界を志望しています。
9. 化学業界の志望動機
私は化学業界を「モノ作りの原流」と定義します。と言うのも、化学業界はモノ作りを川上〜川下と考えた時に、最も川上に位置する業界だからです。
つまり、化学業界の発展こそ、「モノ作り大国日本」の更なる発展に繋がり、ひいては日本経済の成長に貢献出来ると考え本業界を志望します。
10. 製薬業界(MR職)の志望動機
「人の命を守ること」これこそが最大の社会貢献であり、これを最も広い範囲で実現できるのは、目の前の一人を救える医者ではなく、世界中の不特定多数を救える医薬品であると考えます。
そこで、医薬品を広めることで、最大の社会的価値を味わいたいと思い、MR職を志望しております。
11. 食品業界
「他者を笑顔にしたい」本価値観を最大限に実現できる業界は食品業界であると考えます。
と言うのも、食事は、「他者と楽しい一時を過ごせるという満足感」と「空腹を満たすという充実感」を同時に味わうことができ、人々が最も笑顔になれる瞬間だと考えるからです。
そんな人々を笑顔に出来る食の普及を通じて、自身の「他者を笑顔にしたい」という価値観を最大限実現したいと考え、本業界を志望します。
12. 飲料業界
飲料は、人類が存続していく上でなくてはならないものであると考えます。
そんな人類にとって最も尊い究極のインフラとも言える「水」に、美味しさや味というアクセントを付け、楽しさを届けることの出来る飲料業界に魅力を感じ、本業界を志望します。
13. 日用品業界の志望動機
「衛生大国日本」この言葉を影で支えているのはきっと、日用品業界に違いない、私はそう思います。そんな人々の清潔な暮らしを支える日用品に魅力を感じ、本業界を志望します。
14. ゼネコン業界の志望動機
私の思う建築物の魅力は「人が作ることが可能な最大の有形物」かつ「その時代を色濃く写すもの」であると思います。
例えば、天守閣は戦国時代の象徴であり、かつ当時の最先端の技術を駆使して、作ることのできた最大の有形物であったと考えます。
その時代の技術力の結晶とも言える建築物の創造に携わり、後世に残していけることにロマンを感じ、このような壮大な事業に携わることで、大きなやりがいを持ち、仕事に取組むことができると考え、建設業界を志望します。
15. ディベロッパー業界の志望動機
これまでの日本は、急激な人口増加に対応するべく応急措置的に都市機能を継ぎ足すことで発展してきました。
そして、これは結果として、都心における緑地の減少、また郊外における長時間通勤による非効率性などの問題を生み出しました。
そこで、日本が国家としての成長期を終え成熟期に入った今こそ、都市を再構築することで、これらの問題の解決に努めたいと考えディベロッパー業界を志望しております。
まとめ
今回は、業界を志望する理由についてご紹介してきました。
最後にもう一度だけ言いますが、この志望理由が書けた大きな要因は、間違いなくこの2冊です。
・採用実績大学
・採用人数
・平均給与
・離職率
・求める人物像
・業界の景気
・業界の規模
・各社売上/営業利益/営業利益率
・業界内の順位
・業界内の序列
・各業界のビジネスモデル
上記の情報なくして就活は戦えません。
もし、まだ購入していないのであれば、就活解禁までに購入することをおすすめします。
スポンサーリンク
-->