本音で語るブログ。

〜少々の言葉の悪さはご愛嬌ということで〜

就職留年のメリット/デメリットを就職留年経験者のM君に聞いてみた!


スポンサーリンク
-->

f:id:ma_coolist:20180530214735j:plain

 

昨今、増え続ける就職留年生。

 

最近では、就職出来ずに就職留年をする就活生だけでなく、内定を獲得しながらも就職留年という道を選ぶ就活生も増えてきているようです。

 

実際に、就職留年生は、BLOGSによれば、約10万人を超えるとも言われています。(調査年月の1年前に卒業学年に在籍していながら卒業しなかった学生の数であるため、一部単位取り残しの学生も含まれる。)

 

実際に、約10万の数字は、全就活生の16.3%の数字に当たります。

 

全就活生の16.3%が就職留年をするという状況の中で、就活ブロガーとして就職留年に関する議論を避けては通れないと個人的には思っています。

 

そこで、今回は、実際に就職留年を経験したM君に就職留年のメリット/デメリットについて説明して頂こうと思います。

 

ちなみに、就職留年に関する記事はシリーズ化されてきており、自信作のシリーズの一つです。

※M君という就職留年を実際に経験している友人の力です。重ね重ね厚く御礼申し上げておきます。

 

 

それでは、早速M君に登場してもらいましょう。

 

M君よろしく!

 

うい!旬スケ、最近、俺出番多くね?

 

気にしない、気にしない。今回は就職留年のメリット/デメリットについて聞かせてもらうよ。

 

まぁ、いいや。おっけー。任せて!

 

でも、今回は会話形式ではなく文章形式で書いていくから、あんまりM君映らないからね!

 

まじかww今回も会話形式で書いてくれるのかと思ったよ。

 

会話形式より、文章で書くほうが就活生のみんなに伝わりやすいからね!その代わりM君が言ってくれたことそのまま文章にしているから許してよ!

 

おっけー!わかった!じゃあ、早速、いこうぜ!

 

うん。じゃあ、まずは、就職留年のメリットからいこうか!

 

 

 

就職留年のメリット

 

ここからは、就職留年におけるメリットについてご紹介していきます。

 

1.就活の全体像がわかってる

 

やっぱり就職留年の一番のアドバンテージは就活の全体像がわかっていることかな。

 

多くの就活生は就活を手探りで始まめて、手探りで終わる感じだと思うんだけど、就職留年しているからこそ、簡略化できるところや、近道できるところがわかっているんだよね。

 

例えば、就活サイトを登録する際に、片っ端から登録する人も多いと思うけど、就職留年生は、昨年も就活サイトを利用しているから、どのサイトが有益なのかが調べなくてもわかるとか、この他にも様々あるんだよね。

 

実際、1年目の就活を始めたての頃は、どうすれば最短経路を走れるかわからない人が多いと思うけど、就職留年生は昨年の経験を活かし、就活を最短経路で走り抜けることができるんだよね。

 

2.業界/企業研究が幅広く出来る

 

この業界/企業研究が出来るというのもかなり就職留年のアドバンテージかなと思います。


実際に、多くの就活生は業界を絞って受けて、ESを出す企業も15〜20社程度だと思います。

 

これは就職留年生の1年目の就活もおそらくこんな感じだと思います。

 

しかし、就職留年生は2年間就活を行います。

 

つまり、1年目である程度志望している業界/企業の研究は終わっていることになります。


そのため、2年目はリスクヘッジするために、幅広い業界/企業研究を行い、更にES提出数を増やしても良いですし、1年目に志望していた業界/企業にどうしても行きたいというのであれば、更に深く研究を重ねても良いと思います。

 

ちなみに、M君は幅広く業界/企業研究を行い、108社最終的にESを提出することが出来ました。

 

そして、最終的に3社の大手企業から内定を獲得することが出来ています。

 

3.就活の振り返り/改善が出来る

 

多くの就職留年生は1年目の就活で失敗したという想いを抱いている人が多いと思います。

 

そして、失敗には必ず原因があります。

 

つまり、失敗要因を洗い出し、翌年の就活に活かすことが出来るということです。

 

この失敗要因を洗い出し、翌年の就活に活かすことをしなければ、正直、何度就活をやり直したところで結果は変わらないと思います。

 

ちなみに、M君が2年目の就活で成功した要因はまさに1年目の就活における失敗要因を潰したからだと豪語しています。

 

自分なりの分析と、そして、その分析に基づく行動によって失敗要因を潰していきましょう。


4.就活のための自由な時間がある

 

多くの就職留年生は、単位不足の留年と違い、多くの人がほとんどの単位を取り終えていると思います。

 

そのため、就職留年を決意した1年間は多くの自由な時間があるはずです。

 

つまり、来年の就活に向けて自由な時間が現役生に比べても多いと思います。

 

自由な時間が多いということは、様々なことにチャレンジ出来るということです。

 

1年目の就活で、誇れる実績がなかったのであれば、その実績作りを、1年目の就活で出遅れたと感じだのであれば、早期に動き出し、インターンに参加するなど、自由な時間が多いというアドバンテージを活かし、積極的に行動していきましょう。

 


ここまで、就職留年のメリットについてご紹介してきました。


ここまで読んで頂くと、就職留年は意外とメリットが多いことが分かると思います。


しかし、メリットがあれば必ずデメリットが存在します。


そこで、続いては、就職留年におけるデメリットについてご紹介していきます。

 


スポンサーリンク
  -->

 

就職留年におけるデメリット

 

ここからは、就職留年におけるデメリットについてご紹介していきます。

 

1.お金がかかる

 

まずはなんと言っても、お金がかかるということです。

 

国公立であれば、1年間の学費が約50万円、私立であれば、1年間で約120〜130万かかると思いますので、その学費がかかります。

 

正直、国公立の学費であれば、就活生でも払えない金額ではありませんが、私立の学費は厳しいと思います。

 

さらに、学費だけでなく、食費などの生活費や1人暮らしをしている人であれば家賃など、学費以外にも様々な費用が発生します。

 

そうなってくると、親に頼らざるを得ないという就活生が大半を占めると思います。

 

就職留年は資金面で親が関わってくることも多く、並大抵の気持ちでは親を説得出来ないとM君も言っていたため、覚悟を持って親を説得することをおすすめします。

 

2.留年が不利になることもある

 

企業や面接官によって、就職留年に対する考え方/スタンスは違います。

 

1年程度の回り道くらい問題ない

 

就職留年なんて物好きな人もいるね〜

 

など、本当に様々です。

 

上の言葉は全てM君が実際に面接で言われた言葉です。

 

時には、就職留年に理解を示さず、心無い言葉をかけてくる面接官もいるため、覚悟を持って就職留年をすることをおすすめします。

 

3. 就活仲間を見つけるのが大変

 

M君の場合は私(旬スケ)がいたから、そこまで就活仲間に困っていなかったと思いますが、同期のほとんどが就職して社会人になってしまうため、就活仲間を見つけるのは苦労する人もいると思います。

 

実際に、就職留年は一つ下の代と就活を始めることになるため、「サークルに所属していない」「あまり後輩付き合いが得意ではなかった」などの就活生は、なかなか就活仲間を見つけることが難しいこともあると思います。

 

しかし、就活仲間は何もサークルなどの近場の人でなくとも、就活の選考や説明会で出会う人でも良いと思います。

 

やはり、1人で集めることの出来る情報には限りがあります。

 

出来る限り多くのコミュニティで就活仲間を作り、情報戦と言われる就活を乗り切っていってください。

 

4.同じ能力だったら現役生が有利になる

 

全く同じ能力/スペックの就活生なんて正直いないと思いますが、能力が同等であれば恐らく現役生が有利になります。

 

実際に、これはM君が経験した訳ではらしいですが、理屈で考えるとしっくりきます。

 

就職留年生は、就活を2年経験しています。

 

2年経験している人が、1年目の人に負けて良いはずがないということです。

 

当たり前ですが、就職留年生は1年目の就活生より出来て当たり前という厳しい目で見られます。

 

出来て当然、出来なければ減点という厳しい戦いになるため、それ相応の努力と準備をしていく必要があると思います。

 

 

まとめ

 

 今回は就職留年のメリット/デメリットについてご紹介していきました。

 

就職留年のメリット

 

・就活の全体像がわかってる

・業界/企業研究が幅広く出来る

・就活の振り返り/改善が出来る

・就活のための自由な時間がある

 

 

就職留年のデメリット

 

・お金がかかる

・就職留年が不利になることもある

・就活仲間を見つけるのが大変

・同じ能力だったら現役生が有利になる

  

以上が就職留年のメリット/デメリットです。

 

就職留年に限らずですが、物事には必ずメリット/デメリットが存在します。

 

そのメリット/デメリットをまずは天秤にかけてみて、メリットの方が大きそうであれば、ぜひ実践してみてください。

 

メリット/デメリットの大きさが同じくらいで決められないという時は、厳しい方へ進むことをおすすめしています。

 

何にせよ、最後に決めるのはあなたです!

 

自分にとって最良の選択であったと言えるように後悔のないよう全力で駆け抜けていってください。

 

 

スポンサーリンク
-->