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【就活】大手企業内定者自己PRを大公開〜サークル編part2〜


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多くの就活生が自己PRの材料の1つに使うのが「サークル

フットサルや野球、バンドサークルでの活動を自己PRしようと考えている就活生は多いのではないでしょうか?

しかし、多くの就活生を悩ませるサークル活動での自己PR

「何を書けばいいのかわからない・・・」「正直、何も成果を残していない・・・」という人がほとんどだと思います。

そこで、今回は総合電機業界内定者のサークル活動の自己PRをご紹介していきます。

 

◎自己PRの基本的な書き方

 

面接官に伝わる自己PRには6つのポイントがあるとお伝えしました。

  1. 結論
  2. 動機・目的
  3. 課題・困難
  4. 対処方法
  5. 成果
  6. 学び

今回の内定者自己PRもこの6つを踏まえて自己PRを書いています。

 

◎大手企業内定者の自己PR 〜サークル編Part1〜 

 

それでは、早速内定者自己PRをご紹介します

【全文】

「結果を出すためのディテールを徹底する」これが私のモットーです。

その一例として、野球サークルで代表を務めた経験を挙げます。就任当初、野球を低いレベルで楽しむという文化が浸透していました。

そこで私は、メンバーと共に、試合に勝つことで本質的な楽しさを味わいたいという思いから、サークル創設以来目標の「○○大会優勝」を掲げました。しかしながら、当チームの実力では優勝できるほどの技術・戦略が欠如していたため、技術力の向上と戦略の構築の2つに注力しました。

1、技術力の向上

まず個々の技術力向上が必要と考えました。そこで、技術力を基礎力、応用力の2つに分類し、前者は、走り込みや筋トレ等、個人の基礎力向上を徹底し、後者は、実践形式のサインプレーなどの練習を行い、応用力の向上を図りました。

2、戦略

次に、戦略が重要と考えました。そこで、相手の良さを消す、自分たちの良さを出すという二極だと思い、前者は、対戦相手の得意不得意を把握、後者は、練習試合を増やし、緊張しやすい環境に慣れることで、これを成し遂げました。

これらの徹底により、毎年出場している参加50チームの大会で、サークル創設以来、初めてリーグ戦を突破し、3位入賞を果たすことができました。

この経験から成果を出す確率を上げる方法はディテールの精度を上げるであり、これを遂行してこそ成果に結びつくと学びました。この経験を貴社でも生かしていきたいです。

 

それでは、「結論」「動機・目的」「課題・困難」「対処方法」「成果」「学び」の6つに分けて解説して行きます。

 

 

結論

 

「結果を出すためのディテールを徹底する」これが私のモットーです。

結論部分では、「私は~な人間です!」と一言で伝えることが大切です。ここでは、「結果を出すために細部にまでこだわって行動できる人間です!」と一言で完結に伝えることができています。

そして、「私は~な人間です!」と伝えたら、そう自分が思う根拠、つまりそう思うに至った具体的なエピソードを伝えます。根拠もなしに「私は~な人間です!」と伝えても説得力がありません。

 

 

動機・目的

 

勝つことでメンバーと野球の本質的な楽しさを味わいたい

この取組みを頑張ろうと思ったきっかけです。ここでは「勝つことでメンバーと野球の本質的な楽しさを味わいたい」です。

今回は「大会の優勝」というチームで目標に取組むものを題材にしています。

そして、今回はチームの代表として組織改革に取組んでいます。文字数に余裕があれば、どんな影響を与えたのか

チームで1つの目標に取組んだという経験はメーカーには非常に受けがいいです。なぜなら、メーカーでの仕事は特に1人でこなせる仕事はないからです。

研究開発→販売の工程で社内外の多くの人がその製品に携わっています。そのため、時には部署の垣根や会社の垣根を超えて協力しなければいけない場面が多数あります。その時に大切なことが言うまでもなく「チームワーク」です。

そのため、メーカーは1人で頑張った経験よりも、チームで何かに取組んで成果を出した経験を重視する傾向にあります。

メーカーの面接では多くの場合、個人で頑張った経験を話すと、「何かチームで成果を上げた経験はない?」と面接官から質問されることが多いです。そのため、メーカー志望の就活生はチームで成果を上げた経験を自己PRで準備して起きましょう。

 

 

 

課題・困難

 

優勝に向けての技術力の向上・戦略の構築

この野球チームが優勝するための課題や困難について書いています。それが今回の「技術力の向上」と「戦略の構築」の2つです。

野球などのスポーツの場合、圧倒的な実力差があれば、技術力だけで勝つことができますが、そこまで実力差のないチームが戦う場合、戦略が勝敗の鍵を握ることが多いですよね。

少し余談ですが、実際に、この「技術」と「戦略」というのはメーカーにとってはかなり重要なポイントです。

なぜなら、メーカーは商品を作って、実際にその商品を販売して利益を得ているからです。つまり、メーカーにとっては商品を作る「技術力」と、作った商品をいかに販売していくかの「戦略」によって、競争優位性が決まります。

そのため、技術力・戦略の双方が優れているトヨタ自動車は世界トップの自動車メーカーに君臨していますし、リーマンショック以降、BtoCからBtoBビジネスにいち早く舵を切った三菱電機は早期にV字回復をしたということなのです。

企業研究する際に、メーカーの「技術力」「戦略」は各社意外と違うので、その違いを見つけると、いい志望動機が書けたりします。

話が逸れましたが、今回のチーム力向上のために、「技術力」と「戦略」に着目して、行動していきました。

 

 

 

対処方法

 

「技術力向上」「戦略構築」に向けた具体的取組み

今回の対処方法は、技術力向上のための「基礎練習」「応用練習」と、戦略の構築に向けた「相手チームの良さを消すための相手チームの分析」と、「自チームの良さを出すための練習試合の数を増やす」です。

取組み自体はシンプルですが、この4つを全て盛り込むとなると、非常に文字数的には厳しくなります。

そのため、1つ1つの取組みを簡潔に、そしてわかりやすく表現しなければなりません。とにかくわかりやすく伝えるというのは意識してください。

面接でも実際に「何を言っているのかわからない」という就活生が多いです。

そして、ESで何を言っているかわからない就活生のほとんどが面接でも何を言っているかわかりません。

この理屈は当たり前で、「緊張もしていない・何度も書き直せるES」でわかりやすく伝えられない学生が、「緊張している・一度しか伝えるチャンスがない面接」でわかりやく伝えれるわけがないんです。

この理屈に「なるほど!」と納得した就活生はとにかく、まずはESからわかりやすく伝える訓練をしてください。

その具体的な方法は、他人に見てもらう以外の方法はありません。

例えば、野球の自己PRであれば、野球を知らない友達に、トヨタ自動車の志望動機であれば、自動車業界を志望していない友達に添削してもらい、わかりやすいかどうかを見てもらってください。

その友人がわかりやすいと言ってくれれば、大概の大人には通じます。

とにかくわかりやすいかどうかは自分だけの感覚ではわからないので、他人を活用しましょう。

 

 

 

成果

 

サークル創設以来、初のリーグ戦突破&最高の3位入賞

経験を通しての実際の成果を書いていきます。成果を書く際はできるだけ、具体的なタイトルの名前や数字を書くようにしましょう。

そして、今回は優勝を目標に1年間取組んできたわけですが、結果的にサークル創設以来最高の3位になることはできても、優勝には届かなかったわけです。

もちろん、面接では

「優勝には届かなかったわけだが、優勝するために何が足りなかったのか?」

「もう一度その時に戻れるなら、何をするか?」

など、優勝するためには「何が必要」だったのかは必ず問われます。

社会では、「目標達成できませんでした。でも頑張ったから仕方ないですよね・・」では済まされません。

達成できなければ、次達成するために何をするのかという具体的な行動まで示し、行動する必要があります。

そのため、サークルや体育会での経験でも、目標に届かなければ、必ず「何が足りなかったのか」について質問されるのが普通です。必ず、振り返りを行い、自分なりの結論を出しておきましょう。

 

 

 

学び

 

成果を出す確率を上げる方法はディテールの精度を上げることであり、これを遂行してこそ成果に結びつく

最後に学びを書きます。その経験を通してあなたが何を学んだのか必ず書いてください。そして、今回は弱小野球サークルが創設以来最高の3位入賞を果たし、成果を上げるためには、細部にまでこだわって行動する必要性について学んだということです。

  

 

まとめ

 

今回は内定者の自己PRを使って、自己PRの書き方を改めてご紹介して行きました。

効果的な自己PRを書くための6つのポイントは

  1. 結論
  2. 動機・目的
  3. 課題・困難
  4. 対処方法
  5. 成果
  6. 学び

今後も、サークルや留学、学生団体の自己PRもどんどん掲載していきます。

しっかりと理解して使いこなしましょう!

使いこなせて初めて武器になります。この文章を見て、納得するのではなく、まずは手を動かしてみて、実際に自己PRを書いて見てください!

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