【就活】面接練習をする際に意識すべきことを実践練習編と個人練習編に分けて詳しく解説する!
みなさん、こんにちは。旬スケ(@shuntaaso)です。
就活で内定を取る上で絶対に避けては通れないのが「面接」です。
多くの就活生は、本命企業の面接を受ける前や、就活が解禁するまでに就活サービスや個人練習などを積んで面接の練習をしていると思います。
しかし、私が18卒の時に本番解禁後に集団面接(計10回ほど)で出会った就活生で、よく喋れるなと思った就活生は一人もいませんでした。
その時に、多くの就活生は就活に備えて面接の練習はしているものの、練習の方向性がずれているのではないかと感じたのです。
面接の練習方法は以下の記事で書いていますので、練習方法を知りたい就活生は以下の記事を読んでみてください。
◎面接練習に関する記事
➡︎【面接練習はこれで完璧!】面接で上手く喋るための8つの練習方法
今回は、面接練習をする上で意識すべきポイントを実践練習編と個人練習編に分けてご紹介していきます。
面接練習は実践で場慣れすることも大切ですが、それと等しく個人で黙々と個人練習をすることも大切です。
実践練習と個人練習をどちらも疎かにすることなく同時平行で練習していきましょう!
それでは、まずは、面接練習すべき際に意識すべきことを実践練習編からご紹介していきます。
面接の実践練習で意識すべきこと
まず、面接の実践練習は家で一人で行う以外の全ての面接練習です。
以下に例を挙げておきます。
◎実践練習
・就活エージェントとの面談
・友達との模擬面接
一例ですが、上記が面接の実践練習と呼べると思います。
今からは、上記のような面接の実践練習の際に意識すべきことをご紹介していきます。
1. 暗記したものをただ喋らない
まずは、1つ目が「暗記したものをただ喋らない」です。
当たり前のことを言っているんですけど、これが出来ていない就活生が意外と多いんですよ。
面接官に「自己PRを1分でお願いします。」言われて、1分の自己PRを言う練習を家でしてきたのか知りませんが、暗記している内容を話始めたかと思うと、お経を読んでいるかのように棒読みで一気に話終わり、話終わったあとに「ドヤ!俺の自己PR!」と言わんばかりのドヤ顔をしていらっしゃるんですよ。
誰も話についていけていないですし、ドヤ顔されても困るんですよ。
自己PRでも志望動機でもそうですが、相手に伝えるのではなく、伝わることが大切なんです。
相手の表情を見て、理解しているかどうかを確認したり、時には、相手の志向に合わせて言葉のチョイスを変えるなどの工夫はあってもいいのかなと思います。
確かに、自己PRや志望動機を暗記することは大切です。
しかし、暗記した内容を伝えるのであれば、それはあなたではなくロボットにさせる方が正確です。
仮にもロボットではなく、あなたが話しているのですから、あなただから伝えることの出来る言葉で、そして、表情で精一杯目の前の面接官に伝えましょう!
2. 思っている以上にゆっくり話す
2つ目が「思っている以上にゆっくり話す」です。
就活の面接では誰しもが緊張します。
緊張の度合いは異なりますが、絶対に全ての就活生が緊張しています。
これだけは断言します。
緊張していない就活生などいません。
そして、緊張すると、多くの人は普段よりも早口になります。
そのため、緊張している際は、ゆっくり話しているくらいが、普段話しているくらいの速度と思えばいいです。
え?こんなにゆっくり話していいのかな?と思うくらい一度ゆっくり落ち着いた声で話してみてください。
面接官から見えるあなたへの印象は、今まで早口でまくし立てるように話していたあなたとはまるで別人に変わるでしょう。
第一想像してみてください。
初めて聞く話を早口で聞かされて理解出来ますか?
更に、1日に何十人も面接している疲れた状態で早口で何を言っているかよくわからない話を聞きたいと思いますか?
絶対に理解出来ないし、聞きたくないですよね。
いい印象を与えるという観点でもそうですが、相手の立場に立って考えれば、ゆっくり落ち着いて話すことが大事だということがより一層理解出来るはずです。
3. ジェスチャーをうまく利用する
3つ目は「ジェスチャーをうまく利用する」です。
集団面接でたまに話す時もずっと手が膝の上から離れない人がいたのですが、私は不思議で仕方がなかったです。
身振り手振りも交えながら伝える方がいいですよ。
大げさにジェスチャーをする必要はないですが、自分の胴体の前のスペースくらいで、身振り手振りをするのがいいかと思います。
あまりに大きすぎるのは不自然ですし、あまりに小さいと面接官には伝わらないので、自分の胸や胴体の前のスペースをうまく活用してジェスチャーをしてみてください。
4. 結論から話す
4つ目が「結論から話す」です。
出来ている就活生が本当に少ないことの一つですね。
と言うより、社会人でも全員が全員出来ているかと言われれば、完全にNoです。
※私もまだまだです。
先にだらだらと理由を述べてしまうと、「え、、結論は、、いつまでこの話続くの、、」ということを面接官が頭の中で考えてしまい、話が入ってこないんですよ。
せっかくいい話をしても、面接官の頭の中に入ってこないと全く意味がないので、とにかく結論から話す癖をつけてください。
結論から話すコツは、「結論から申しますと、〜です。」という言葉を使ったり、「理由は3点あります。1点目は、〜です。」のように結論から話さざるをえない言葉をあえて枕詞にするなどがあります。
5. 聞かれたこと以上は話さない
5つ目は「聞かれたこと以上は話さない」です。
面接官に自分をアピールしたいために、「あれも言いたい、これも言いたい、もっともっと言いたい。」気持ちは分かりますが、その気持ちをぐっと堪えて、聞かれたこと以上は話さないようにしましょう。
とにかく余計なことは話さないことです。
ただし、面接官にも大きく分けるとタイプが2種類います。
それは、喋りたい派と聞きたい派の面接官です。
喋りたい派は、自分が喋ることで面接のリズムを作り出す面接官のことで、聞きたい派は話を聞くことで面接のリズムを作る面接官です。
前者の場合は、聞かれたこと以上は話さなくていいのですが、後者の場合はYes/Noだけで返答してしまうと、会話が続かない可能性があり、その場合には補足を付けたりなどは必要です。
この面接官の2タイプは面接開始3分程度で分類し、そのタイプによって面接の仕方を変えるなどをする必要があります。
タイプによって面接の仕方を変えることも頭に入れながら、面接の実践練習には臨むといいですね。
6. 録音を撮る
6つ目が「録音を撮る」ことです。
主観的でなく、客観的に自分を見つめるためには、印象で振り返りを行うのではなく、事実に基づいて振り返りを行う必要があります。
「早口になっていないか?」、「結論から話せているか?」、「聞かれたこと以上は話していないか?」、「面接官と会話は成立しているか?」などを意識して録音を聞いて振り返りを行なってください。
録音した当初は、結構早口で高い声で話しています。
※私はそうでした。
しかし、録音を聞き、自分の話すペースと声の高さを客観的に見つめたことで、その後徐々に修正することができ、最後には、ある程度低く落ち着いた声でゆっくり話すことが出来ていました。
そのため、録音を撮ることの重要性を改めて感じましたね。
◎録音に関する記事
➡︎面接の録音のチェックポイント・メリットとおすすめ録音機を徹底解説! - 本音で語るブログ。
7. フィードバックを貰う
実践練習の最後は「フィードバックを貰う」です。
良かった点、悪かった点、そして、その人が面接官だったとしたら「あなたを通過させるかどうか」を聞くのがいいかと思います。
良かった点や悪かった点の全てを加味して、最終的に面接官役の人はあなたをどう評価しているのかを思い切って聞きましょう。
そして、大事なことはその評価を受け止めることです。
良かった点や通過させると言うのは簡単ですが、悪かった点や通過させないというのはエネルギーが必要です。
そのため、悪かった点や通過させないという理由にこそ、真摯に耳を傾けるべきです。
全てを受け入れる覚悟で、フィードバックをもらい、その後の練習で克服し、本番の面接に挑みましょう。
ここまでは、面接練習の実践編で意識すべきことについてご紹介してきました。
続いては、面接練習の個人練習で意識すべきことについてご紹介していきます。
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面接の個人練習で意識すべきこと
1. 時間・回数を決めて集中する
まず1つ目が「時間・回数を決めて集中する」です。
面接練習に限らず、何事もだらだら練習するのはあまり効率が良くないです。
夜の寝る前に自己PRを5回集中してから寝るでもいいですし、面接に行く前に鏡の前で自己PRを1回言ってから出掛けるなど何でもいいです。
毎日や日々の生活の中に自己PRや志望動機の個人練習を組み込んでください。
そして、1日に1時間も2時間もする必要はないので、回数や時間を決めて、集中して練習するようにしましょう!
2. 課題を口に出してからスタートする
2つ目が「課題を口に出してからスタートする」です。
時間・回数を決めて、集中することはもちろんで、今、自分は何が課題で、その個人練習を通して何を克服したいのかを意識してください。
例えば、「抑揚をうまくつける」でもいいですし、「ジェスチャーをうまくできるように意識する」でもいいです。
とにかく、今、一番克服したい課題を口に出して、その課題を克服できるように集中して面接の個人練習をしてみてください。
3. 鏡の前で行う
3つ目は「鏡の前で行う」です。
先述したように、自分を客観視することは非常に重要です。
鏡の前で行うことで、自身の座り方や姿勢やジェスチャー、話している時の顔など今まで見えていなかったものが見えるようになります。
思っている以上に、ジェスチャーが不自然だったり、顔が笑っていなかったりなど新たな発見があるはずです。
ぜひ、一度鏡の前で面接の個人練習をしてみてください。
4. 抑揚をつける
4つ目はしつこいですが、「抑揚を付ける」です。
実践練習編でも言いましたが、無機質な言葉の羅列では、せっかくいいことを言っていても、面接官にうまく伝わりません。
とにかく、抑揚を付けて話してください。
抑揚とは端的に言うと、感情を表現することです。
自己PRで辛かった経験を話す時は、辛く悲しいように、そして、辛かったところから踏ん張り結果が出たパートでは、明るく元気にのようです。
※大げさにすると嘘くさくなるので、自然にお願いしますね。
抑揚を付けるのが苦手な就活生は、自己PRや志望動機の抑揚を付けたいポイントに「⤴︎」や「⤵︎」などの記号を付けておくのもいいでしょう。
ただし、抑揚は練習するというよりも、その当時の辛かった経験や嬉しかった経験を思い出しながら、話すことで自然と出てくることもあります。
まずは、抑揚を付けようと意識するのではなく、当時の気持ちを思い出したり、本気で伝えたいことを気持ちを込めて伝えるようにしてみてください。
5. 録音を撮る
最後は「録音を撮る」ことです。
録音を撮れ、録音を撮れとうるさいと思いますが、それでも私は録音を撮れと言い続けます。
面接の個人練習であろうと、その練習を客観的に振り返るための材料が必要です。
ベストは1日に3回個人練習すると決めたら、1回目の練習が終わって音源を聞き、その音源を元に自身で反省を行なって、次の練習を開始するというのがベストですが、毎回毎回そんな時間は撮れないと思うので、音源は電車内で聞いたりして都度、自身を客観的に見つめてください。
また、音源を電車内で聞くことで、自己PRが体の深い部分にまで染み込むので、面接で緊張したくらいでは、自己PRが飛ぶなんてことは無くなります。
まとめ
今回は、面接練習をする際に意識すべきことを実践練習編と個人練習編に分けて詳しく解説してきました。
◎実践練習編
暗記したものをただ喋らない
思っている以上にゆっくり話す
ジェスチャーをうまく使う
結論から話す
聞かれたこと以上は答えない
録音を撮る
フィードバックをもらう
◎個人練習編
時間・回数を決めて集中する
課題を口に出してからスタートする
鏡の前で行う
抑揚をつける
録音を撮る
面接の実践練習・個人練習を行う際は、上記のことを意識してみてください。
正直、ここまで意識を巡らして面接練習を行なっている就活生はいないと思います。
だからこそ、いい意味での差別化になります。
秀でた経験をしていないのであれば、ぜひ就活の方法で他者と差別化を図ってください。
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